We Djent!

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驚異的な進化を続けるDjentをざっくり考察

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Periphery その2

Peripheryは元々リーダーであるBulbことMisha Mansoorが、2004年頃にネット上(SoundClick等)で開始した個人での創作活動がベースになっています。Bulbという名前は、それ以前に彼がやっていたバンドの名前で、それがハンドルネームになったそうです。2005年頃からはPeripheryというバンド名義で活動していますが、基本的にまずBulb名義でデモやアイディアをアップし、それをブラッシュアップしてPeripheryの曲として完成させることが多いようです。このことからも分かる通り、PeripheryはかなりMishaのソロプロジェクト的な色合いが強いバンドです。
Bulb.jpgひらめき

さて、このMisha Mansoorですが、なにしろ彼こそが"Djent"という言葉を広く知らしめた人物だということでも有名です。元々は2000年代前半にMeshuggahが作った言葉らしいですが、主にBulbの音楽性を形容する言葉として、フォーラム等で広まったと思われます。Djentの定義については、本来の意味がああだこうだ、あのバンドはDjentだ、いやDjentじゃない、といった不毛な議論ではなく、トータルにどのように受容されているかという観点から、また別に論じたいと思います。

今回は、あくまでもジャンルではなく、原義であるオノマトペ(擬音)としてのジェン!ジェン!というDjentのサウンド的な特徴を、Misha本人が説明している"Guitar Messnger"のレッスン動画を紹介します。文字起こしや楽譜が付いているのも嬉しいですね。[動画ページ]
これを見ると、ギターを弾かない人には分かりにくいですが、通常のチューニングを全体的に下げてから、1番低い弦だけさらに1音下げる、いわゆるDrop-CとかDrop-Abなどのチューニングにすると、「ルート+5度+オクターブ上のルート+その上の5度」、という4音を簡単に押さえることができるので、従来のメタルで使われてきた2音、3音のパワーコードよりも、リッチな低音+きらびやかな高音の効果で、非常に"metallic"なサウンドを得られるということです。まあ、この事自体は誰の発明でもなく昔からギタリストは知っていたことですが、このコード(やPodやAxe-Fxなどの2000年代の機材)の特性をよく活かしたカッコイイ音楽を次々に産み出したのがMishaだったということです。

ちなみにMishaが最もDjentのエッセンスを感じるMeshuggahの曲は、1994年のこの曲だそう。



さて、結局Djentというタームに引っ張られていますが・・・Peripheryの紹介でした。

MishaがDjentの中心人物といわれるのにはさらに理由があります。前回紹介したgot-djent.comのランキングをもう一度御覧ください。
よく見ると8位(本日付)にBulbが入っていますね。しかも、2位のAnimals As Leadersも、1stアルバムはMishaの全面プロデュースで、ギターとベースと作曲以外は全てMishaが担当していました。あの超複雑なドラムプログラミングなども全部Mishaによるものです。最初あれを聞いたときは、そもそも打ち込みと気づきませんでした。
さらにさらに、23位のHaunted Shoresも、最近Peripheryの正式メンバーになったMark HolcombとMishaのプロジェクトだし、75位のBeingもMishaプロデュース、そしてあのVeil Of Maya(14位)のもうすぐ出る新作までプロデュース!と、まさに八面六臂の活躍ぶり。ファンからは、お前はいつ寝てるんだ?スタジオに住んでるのか?などと揶揄されたりもしています。そういやSYL風のサイドプロジェクトまで始めかけて、人々を呆れさせたりもしてました。

そうだそうだ、こんな動画もありました。


コメント欄のGernadsというファンとMishaのやり取りが面白いので見てください。Stray From The PathのアルバムもMishaがプロデュースしてましたとさ、とw

ともあれ、このクリエイティビティの塊、そしてまさにネット時代、DAW時代の申し子である"Bulb"という天才ミュージシャンを中心に、ネットを介して交流し、梁山泊のごとく強者が結集、満を持してリアルなバンドとして世に出たモンスタープロジェクトがPeripheryなのです。

Peripheryの中で、最も"Djenty"な曲はこれじゃないかと思います。こんなシンプルで短い曲なのに、ちゃんと起承転結、ドラマがありますよね~。特に1番最後のところは文字通り、あの4音Djentコードです。ここでいつも鳥肌が立ちます。




ちなみにデモ的なBulbバージョンの方が、なぜか若干迫力がある気がするんですが(スネアのせいかな?)、どう思いますか?


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